九州で人気のお米を知りたい!
九州でおすすめのお米を食べたいけど、どれがいいか分からないという人は多いはずです。
そこで本記事では、九州でおすすめのお米を厳選して紹介していきます。
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お米は毎年、全国のコシヒカリのブレンド米を基準とした食味ランキングが決められており、比較品種より特に良かったものを「特A」良好な物を「A」、同等な物を「A’」、やや劣る物を「B」、劣るものを「B’」として評価されています。
その中でも九州で特Aに評価された品種は、「元気つくし」「さがびより」「にこまる」「ひとめぼれ」「つや姫」の5品種あります。
ここからは九州でおすすめのお米を紹介していきます。
【福岡県】元気つくし
元気つくしは九州の福岡県を産地とするお米で、九州の高温にも耐えられるお米を作るということで、1998年(平成10年)に後のつくしろまんとなる「ちくし46号」と「つくし早生」を交配させ開発されました。
元気つくしの特徴は、粘り気が強めで一粒一粒がしっかりとしています。
また、冷めても硬くなりにくいので、お米が冷えても美味しいです。
ちなみに元気つくしと言う名前の由来は、「暑さに強く元気に育つ美味しいお米」と「食べる人に元気を与える美味しいお米」と言う意味が込められています。
【佐賀県】さがびより
さがびよりは九州の佐賀県を産地とするお米で、気候変動にも対応できるお米を作るということで、佐賀県農業試験研究センターが10年がかりで研究を行い、2009年(平成21年)に「天使の詩」と「あいちのかおり SBL」を交配させ開発されました。
さがびよりの特徴は、粒が大きくツヤツヤに炊き上がります。
また、甘みや香りがよく時間が経過しても美味しく評判が良いです。
【長崎県】にこまる
にこまるは、九州の長崎県で開発され長崎県以外にも大分県・静岡県の各県で推奨・認定品種として作付けされており、長崎県以外からも人気の高いお米です。
母親は中国地方で人気の高い「きぬむすめ」、父親は「北陸174号」を交配させて開発されました。
にこまるの特徴は、炊き上がりのツヤが良く粘りが強いことです。
【大分県】ひとめぼれ
ひとめぼれは、宮城県古川農業試験場で開発されたお米で、冷害にも耐えられるお米として1991年(平成3年)に「コシヒカリ」と「初星」を交配させて開発されました。
また、ひとめぼれは九州で唯一大分県でしか栽培されておらず、中山間地域で栽培されています。
ひとめぼれの特徴は、粒が大きめで粘り気が強くコシヒカリと同等レベルと言われています。
【大分県】つや姫
つや姫は、山形県の山形県農業総合研究センター水田農業研究所で開発されたお米で、1998年(平成10年)に「東北164号」と「山形70号」を交配させて開発されたお米です。
つや姫の特徴は、一粒一粒が大きく炊きあがりの白さやツヤがとても人気です。
また、ルーツをたどると「亀の尾」と言うお米に行きつき「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」「あきたこまち」など有名ブランドのご先祖様に当たります。
本記事では、九州のお米の中でも人気のある、過去に特Aを獲得したお米を5つ紹介していきました。
九州には他にも人気なお米やマイナーなお米があるので、ぜひ九州に行った際にはお米を食べ比べてみるのもおすすめです。