お米は賞味期限や消費期限の表示義務がないため、古いお米はいつまで食べれるのか分かりません。
特に古米となると数年以上家に放置しているという人もいるはずです。
そこで本記事では、古米はいつまで食べられるかと古くなったお米の処分方法を紹介していきます。
古米は収穫されてから1年以上経過したお米を古米と言います。
新米と比べて古米は保管期間が長いので常温で保管していると米に付着している糠が酸化し臭いを放ちます。
また、お米に含まれる水分量も低下していくので新米と比べて硬く粘り気がないです。
そのまま食べるのには向いていませんが、炒飯やカレーなど硬めのお米が合う料理には最適です。
お米も野菜やフルーツと一緒で鮮度が命です。
精米してから期間が開いてしまうと鮮度が落ち、風味やお米に含まれる水分量の低下によって炊いた時にパサパサした硬いお米になります。
そのため、お米本来の風味を楽しみたい場合は精米してから1ヶ月~2ヶ月以内で食べるのがおすすめです。
半年以上残る場合は保存方法が重要になってきます。
お米の保存方法によっても異なりますが、精米してから1年以上経過している古米は品質や風味が低下している可能性が高いです。
また、精米してから1年以上経過している場合、臭いやカビ・虫が湧きやすいです。
そのため、数年経過しているお米を食べる際は必ずお米を確認し、異常がある場合は食べないようにしましょう。
お米は常温の状態でも長期間保管できますが、お米の保存に適した温度は15度前後と言われているので、冷蔵庫の野菜室で保管するのがおすすめです。
購入時の袋の状態で冷蔵庫保存でも大丈夫ですが、袋に穴が開いている場合があり、そのままではお米が乾燥します。
そのため、保管時にはジップロックや密封されている容器に入れて保管しましょう。
また、お米は匂いが移りやすいので周りに匂いの強い物は置かないよう注意。
食べられなくなった古米は生ごみとして扱われます。
そのため、古米を処分する際はビニール袋に1度入れ燃えるゴミで処分しましょう。
また、捨てるのがもったいないという人は寄付と言う方法もあります。