お米の一升(しょう)とは何合分?昔のお米の単位を紹介

お米の一升って何合分なの?

お米の単位は合以外にも「升(しょう)・斗(と)・俵(ひょう)・石(こく)」と言った昔から使われている単位があります。しかし、一升と言われても何合分かはピンと来ないはずです。

そこで本記事では、お米を表す「合(ごう)・升(しょう)・斗(と)・俵(ひょう)・石(こく)」について紹介していきます。

お米の単位の歴史

本記事で紹介する「合(ごう)・升(しょう)・斗(と)・俵(ひょう)・石(こく)」と言う単位は日本古来から使われていたお米の容量を表した単位です。

また、1669年に徳川幕府によって一升枡の大きさは、四寸九分四方、深さ二寸七分と統一されました。しかし、昭和34年にお米を表す単位は、国際的な単位の「kg」を使うように定められ、使われなくなりました。

合・升・斗・俵・石のサイズを紹介

ここからは、「合(ごう)・升(しょう)・斗(と)・俵(ひょう)・石(こく)」のサイズを紹介していきます。

一合(ごう)とは?

一合(ごう)は馴染みのある単位ですが、一合は容量で表すと180ml、重さで表すと150gです。

一升(しょう)とは?

一升は、容量で表すと1.8L、重さで表すと1.5kgになります。一升は合で計算すると十合分になります。

一斗(と)とは

一斗は、容量で表すと18L、重さで表すと15kgになります。十升分の量になり、毎日ご飯3杯を食べた場合の2か月間分に当たります。

一俵(ひょう)とは

一俵は、容量で表すと72L、重さで表すと60kgになります。斗で表すと四斗分です。

一石(こく)とは

一石は、容量で表すと180L、重さで表すと150kgになります。斗で表すと十斗分になり、毎日ご飯を3合分食べると1年間で消費できます。