精白米は通常研がなければ美味しく炊くことができませんが、無洗米と呼ばれるお米を使うことで研がずに炊くことができます。
しかし、お米に詳しくない人はなぜ研がずとも炊けるのか疑問に思うはずです。
そこで本記事では、無洗米とはどんなお米なのか?と精白米との味の違いを紹介していきます。
こんな疑問を解決
- 無洗米とはどんなお米?
- 無洗米がまずいて本当?
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精白米と無洗米の違いは肌ぬかの処理を行っているかどうかです。
通常精白米を作るには玄米の状態から精米機を使い生糠と白米に分けます。
この時に出た生糠は、精白米の周りに付着し肌ぬかと呼ばれます。最終的に肌ぬかが付着した状態の精白米を出荷するので、消費者は炊く前に一度研ぐ必要があります。
ですが、毎回精白米を研ぐのは面倒くさい。
そこで、精米工程後に無洗米用の加工機を使って肌ぬかを除去します。肌ぬかを機械で除去することで精白米が傷つきにくいメリットがあります。
Googleで無洗米と検索すると関連ワードで「無洗米 まずい」と表示されるため購入しても大丈夫か迷うはずです。
しかし、実際食べてみると無洗米と精白米では味の違いはそこまでありません。
ではなぜまずいと言われるのかと言うと1番考えられる理由としては、無洗米なのに研いでいる可能性があります。
無洗米は肌ぬかが除去されているので、研ぐ必要がないのに研いでしまうとお米の旨味成分や栄養も一緒に流れていきます。
そのため、無洗米は研がないように注意しましょう。